'modulon' 建築玩具

このビルディングブロックは黄金比を具現化し、調和のとれた構造の象徴となっています。7つの異なる体積を持つ16個のブロックは、それぞれ約1:1.618の比率を持ち、組み合わせると立方体を形成します。このとき、長方形の長辺と短辺の比は、長辺と短辺の和と長辺の比に等しくなります。黄金比に関する最も重要な現代的考察はル・コルビュジエによってなされました。彼は『ル・モデュロール2』という著作の中で、黄金比と人体寸法に基づく数学的秩序体系を開発し、自身の建築に応用しました。調和はブロックの色彩構成にも引き継がれています。石を配置するとき、まるでル・コルビュジエがピエト・モンドリアンと出会ったかのような感覚を覚えます。空間における黄金比が赤、黄、青の構成として表現されているのです。（OEM）